ハンドブック版
v2026.04.17.1
公開日 2026-04-17
PDF をダウンロード
3D Viewer¶
目的¶
3D ビューの適用範囲、利用できる操作、現在の制約を理解できるようにします。
対応プラットフォーム¶
iOSmacOS
対象読者¶
- KiCad 基板の 3D 全体像を確認したいユーザー
- 現在の KiCad 限定 3D 経路を確認したいテスター
前提条件¶
- ワークスペースで
KiCad .kicad_pcbドキュメントが開かれている - 今回の確認対象が 2D だけではなく、3D 全体構造の把握を含んでいる
手順¶
- ワークスペースから
3Dに切り替え、段階的なシーン構築が完了するまで待ちます。 - 3D カメラ操作を試し、必要に応じて Workbench 側の KiCad 3D オプションも調整します。
- レンダリングや資産の問題が見えた場合は、2D に戻る前に
Scene infoをコピーします。
結果¶
- KiCad 基板の 3D シーンが正常に構築できるか、または明確な非対応 / issue 状態になるかを確認できます。
現在の 3D 対応範囲¶
3D Viewer は現在 KiCad の基板ファイル に対してのみ有効です。
- 対応:
*.kicad_pcb - 非対応:
DSN、ODB++、SES、その他の製造パッケージ系入力
現在開いているソースが KiCad でない場合、3D は空シーンではなく、明確な非対応メッセージを表示します。
3D に入ると何が起きるか¶
- アプリが 3D シーン構築を開始します。
Prepare / Metadata / Scene / Meshesのような段階的な読み込み表示が出ます。- シーン準備完了後、基板範囲に合ったカメラへ自動調整されます。
現在使える操作¶
Top / Bottom / Isometricへ切替FitScene infoをコピー
これらはコンテキストメニューから実行でき、現在の 3D カメラ状態へ直接反映されます。
Workbench との連携¶
3D 表示中で、かつ現在ドキュメントが KiCad の場合、Workbench の Visibility には追加の 3D セクションが現れます。ここでは次を制御できます。
- Board Surface: 上面のみ表示するか、現在可視のすべてのレイヤーを基板面へ反映するか
- Show proxy bodies: 実際の部品 3D モデルを描画できないときに、代替 proxy geometry を表示するか
推奨事項¶
- まず 3D で全体を把握し、その後 2D に戻って精密確認やエクスポートを行ってください。
- 3D で issue 数が見えた場合は、まず
Scene infoをコピーして診断スナップショットを残してください。 - 3D は形状、レイヤー、空間把握に向いていますが、現在版では最終エクスポートビューではありません。
よくある質問¶
なぜ 3D は KiCad だけ対応なのですか?¶
現在の 3D シーンローダは、まずソースパスが .kicad_pcb で終わるかを確認します。そうでない場合は直接 unsupported 状態へ入ります。
3D で一部の部品が簡略表示に見えるのはなぜですか?¶
それは通常 proxy body です。描画可能な部品モデルがない場合、現在の実装では簡略ジオメトリにフォールバックできます。Workbench の 3D セクションで表示を切り替えられます。
3D から直接エクスポートできますか?¶
できません。現在の実装では 3D からエクスポートは開始しません。2D に戻ってください。
最終確認日¶
2026-04-17